ワークフローシステムの導入効果とは?Excelのまま使えるシステムもご紹介

仕事をする中で、申請・決裁などの経理業務は欠かすことができません。こうした業務における一連の流れをワークフローといいます。

このワークフローを効率化していくことが、経営活動の生産性向上につながるとして重要視されるようになりました。そのため、大企業を中心に、ワークフローシステムの導入が進められています。そこで、今回はワークフローシステムを導入することで得られる効果について解説します。

スムーズな業務を遂行できるワークフローシステム

スムーズな業務を遂行できるワークフローシステムイメージ

ワークフローシステムは、日々行われるワークフローを電子化できるツールで、業務効率化の一環として導入している企業が増えています。
従来の紙書類によるワークフローが抱えていた、無駄な業務や管理の煩雑さを解決するために導入が進められています。

ワークフローシステムを導入することで、申請~承認業務が可視化されるようになるため、一目で進捗状況を確認できたり、紙を印刷しないことで無駄なコストが削減できたりするようになります。

ワークフローについての詳細はこちらでも解説しています。
https://www.workflow-ex.jp/documents/workflow

職階別のワークフロー課題

立場別のワークフロー課題イメージ

ワークフローシステムを利用していない場合、申請などの業務は紙書類を用いて行います。紙書類によるワークフローにおいて、申請者、承認者、管理者といった職階別によくある課題をピックアップしました。

紙書類を用いたワークフローを実施している企業の方は、自社の課題と照らし合わせてみてください。

申請者の課題

申請者の課題イメージ

申請者の課題は、主に以下の6つの課題が挙げられます。

  • 規定の申請書類を保管場所まで行って探さなければならない
  • 規定の申請用紙に手書きで記入しなければいけない
  • 承認者・決裁者が誰なのかを調べなければならない
  • 承認者・決裁者のもとに直接申請書類を提出しなければならない
  • 申請後、進捗状況がわからない
  • 出社しなければ申請ができない

承認者の課題

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承認者の課題は、主に以下の4つの課題が挙げられます。

  • 承認書類ごとに管理が必要で、煩雑になりやすい
  • 承認すべき書類の優先順位がわからず、作業が遅れる可能性がある
  • 承認フローが曖昧な場合、承認者が正しいワークフローか調べ直さなければならない
  • 出社しなければ承認書類がどんどんたまってしまう

管理者の課題

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管理者の課題は、主に以下の3つの課題が挙げられます。

  • ワークフローにおけるルールを作成していた場合でも、個人の裁量によって工数が変わる場合があるため、管理者として見えない部分が出てきてしまう
  • 管理者の見えない部分が出てきてしまうと、不正やミスがあった場合にも気づきにくい
  • 過去の申請を振り返る際に、該当書類の検索が難しい

このように、紙書類によるワークフローは、それぞれの立場において課題が存在します。ワークフローはいつでも、どこでも、誰でも確認できる状態にしておかないと、ブラックボックス化してしまうのです。

ワークフローシステムの導入効果

ワークフローシステムの導入効果イメージ

ワークフローシステムの導入効果は、すぐに実感することができるでしょう。会社全体として、主に以下のような効果があるため、業務環境の改善が見込めます。

申請後の進捗確認ができる

事前に自社のワークフローを設定しておくことで、実際に申請作業を行うと、その申請作業に関わる人物や情報がシステム上に可視化されるようになっています。また、自動で次の承認者を選定されるようになっているため、承認フローを確認する必要もありません。

申請を提出したあと、申請者は承認の進捗状況をいつでも確認することができるため、業務の滞留防止や承認漏れの防止にもつながります。

業務効率化が期待できる

申請・承認作業ともに効率化が期待できます。システム上で作業を行うため、申請書類を探したり、手書きでの記入や計算したりといった手間がなくなります。また、自動計算されるため、計算ミスもなくなるでしょう。

書類の改ざん防止になる

ワークフローシステムを導入することで、事前にデータへのアクセス権や編集の権利などの内部統制に関わる内容を、誰に付与するか設定することができます。

そのため、一般の従業員が入力できるのは規定部分だけになるため、改ざんを防ぐことが期待できます。

リモートワーク対応も可能

働き方改革が推進される現代。システム上でワークフローを完結できることで、リモートワークへの対応も可能になるでしょう。

働き方改革に着手するために、ワークフローシステムは非常に役立つツールであるといえます。

印刷代や人件費のコスト削減

紙書類を印刷する必要がなくなるため、紙の印刷にかかるコスト削減ができ、ペーパーレス化を進めることが可能です。

また、従業員が余計に行っていた業務を効率化できることで、人件費の削減にもつながります。

Excelのままワークフローシステムを活用するなら

ワークフローシステムを導入することで、紙書類におけるワークフローの課題を解決し、社内のワークフローを効率化やコスト削減が期待できます。こうした効果を得るためには、利用する従業員が使いやすいシステムであることが重要です。

そのため、現在の申請書などにExcelやWordを使っている場合、そのままワークフローシステムに活用できるシステムを導入することがおすすめです。

ワークフローEXでは、入力フォームが使い慣れたExcelであるため、これまでの使用感そのままに、便利なワークフローを実現するシステムをご提供しています。ワークフローEXのサービスについて、詳しくは以下のリンクからご覧ください。

ワークフローEXクラウドのページはこちら
https://www.workflow-ex.jp/cloud

ワークフローEXオンプレミスのページはこちら
https://www.workflow-ex.jp/on-premises

執筆者プロフィール
株式会社Knowlbo 代表取締役 斎藤友男
株式会社Knowlbo 代表取締役 斎藤友男
1986年、株式会社Knowlbo入社。コンパイラの開発からスプレッドシート、ビジュアルプログラミングツールなど、数々の言語処理系ソフトウェアを開発。 1994年に代表取締役に就任。多くのCOMコンポーネント製品をリリース。 .NETにも逸早く注目し、早くから.NETベースのオフィス系情報共有製品を次々にリリース。 その中の「ワークフローEX」は、2007年「Microsoft Innovation Award」のコマーシャル部門で優秀賞を受賞。

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