(1)一般の分岐
経路は条件により分岐させることができます。(文書ファイルがExcelファイルの場合に有効です。)
たとえば、金額が100万円以上の場合だけ部長を経由するなどに対応することができます。
条件は数値だけでなくテキストも利用できるため、文書タイプ、部署、役職などのテキストによる分岐も可能です。
多分岐も設定でき、それぞれの経路の承認者は並行して処理を進めることができます。
(ドキュメントは共有されるため、その文書ファイルの編集は排他制御されます。)
また、分岐の合流点における承認は「全員」、「いずれかひとり」、「指定割合以上」を設定することができます。
(2)配布と収集
一般の分岐は同一ドキュメントを対象に並行処理されますが、ワークフローEXはドキュメントの配布と収集を目的とした多分岐にも対応しています。
分岐点において、それまでのドキュメントが分岐の数だけ複写され、それぞれの経路に配布されます。
配布されたドキュメントはそれぞれの経路において記入され、合流点において収集されます。
合流点以降のドキュメントは分岐に比例した数となり、経路を進みます。
(3)サブルーチン型分岐と動的パス連携
一般の分岐はひとつの流れの中に存在しますが、ワークフローEXは他の経路(パス)を呼び出すスタイルとなるサブルーチン型の多分岐にも対応しています。
この「サブルーチン型分岐」では対象のパスとその起点となる部署を設定することができます。(一般のパスにおける起点は申請者。)
また、これらの情報(対象のパス、起点となる部署)はコンテンツファイル(Excel)に設定し連携することができるため、基本的なパス情報を変更することなくコンテンツファイル(Excel)の調整だけで動的なパス連携を実現することができます。